会社案内

COMPANY PROFILE

当社はもともと東京・埼玉にて公認会計士、税理士事務所を展開する税理士法人の業務のうち、遠隔で出来る記帳代行業務を切り出して佐渡で実施するべく設立された企業です。

その背景としては、首都圏の会計事務所での慢性的な人材不足にあります。

よい人材を求めれば求人サイトなどを利用せざるを得ず、非常に採用コストがかかりますし、採用できたとしても、半年程度で辞めてしまうスタッフも多いことから、継続的に働いてもらえる人材を確保すべく佐渡に佐渡パートナーズ合同会社を平成30年7月に設立しました。

代表税理士 重松輝彦の近影

また、会計業務は、書類はクラウドで管理して佐渡でも共有できますし、使用している会計ソフトもクラウド化していることから、士業の資格を持っていないと出来ない確定申告業務は別として、記帳代行は遠隔でも実施できる業態であることから、佐渡での業務に何ら支障がないことも幸いしました。令和3年2月時点で、スタッフはアルバイト含めて7名います。

この成功の理由としては、佐渡には高校時代に簿記の資格を有している人が多いことや、特に女性が働けるデスクワークの仕事が島内に相対的に少ないこと、早めに帰宅をして家事を行いたいという要望が多いことなどから、デスクワークであり、フルタイムデスクに張り付く必要が無い記帳代行業務は、佐渡の女性にとって親和的な業務であるということが挙げられます。こういった理由により、ハローワーク経由でも良い人材を採用でき、定着してくれているのだと分析しております。佐渡には大学や専門学校がほとんどなく、卒業後佐渡に戻りたくてもやりたい仕事がないから戻れないという人たちも多いので、まだまだ優秀な人材を採用できると確信しております。

当社グループの税理士法人において、人材確保に頭を悩まされていることは、他の会計事務所でも同じような状況だと思います。在宅業務に依頼したとしても、書類をいろいろなところに郵送するのは、管理も煩雑になるし、証憑をなくしてしまうリスクが高まってしまうので、よほど信用できる人ではないと在宅業務は信頼性がどうしても低くなってしまいますので、記帳代行業務や経理代行業務に時間を割けない会計事務所の先生は、ぜひ当社をご利用していただければと思います。一部の顧問先の記帳代行でも対応可能です。

佐渡は離島ということだと思いますが、コロナ渦のなかでも、感染者数が少ないので、クラスターの発生するリスクも低く、業務が滞ってしまうということはよほどの事態がない限りはないかと思います。

代表税理士 重松輝彦